我々の小さい時は今のような娯楽はないため、フィールドに出たもんだ!
当然、虫には興味がわくので、カブトムシ、クワガタ虫には当然取り憑かれてしまった。特にクワガタ虫は種類も多い方なのでカブトムシより憧れた。兄の昆虫図鑑を見ては興奮していた。小学校低学年なので、自分で取りに行くにはやや危ないため、兄が採りに連れて行ってくれた。親父に連れられたことは一度も無い。樹液を漁りに来ていた昆虫達をみるとわくわくした。虫を確保したときの気分は子供心の優越感を得ることが出来た。
オオクワガタとの出会いは1度だけあった。兄が桃の木から1匹♂をゲットしたのだ、その♂の雄姿は子供の私にとっては衝撃的だった。子供の視覚ではそれは驚異的な大きさに見えた。実際には65ミリ程度だったと思うがカブトムシと同じくらいのイメージだった。ノコギリクワガタを一瞬にして蹴散らすパワーは凄かった。しかし1夜にしてオオクワガタは虫かごから脱出したのだ。探しても見つからなかった。一ヶ月後に出窓の近くで干からびていたのだ。当時の虫の飼い方は今のように昆虫マットを敷き飼うスタイルはなかった。虫かごに放り込む程度だったので乾燥し虫たちは早死していた。
それからずっと後私が38才の頃再び昆虫熱に火がついたのだ。この話はずっと後に書くつもりです。
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